自民党総裁選・総選挙      2008年9月12日(金)

 福田首相の辞任に伴い自民党の総裁選が始まった。
 辞任直後から「次期総裁は麻生だ」と言う声が高かったが、何かの力が働いて、5人もの立候補者が争うことになった。5人とは麻生太郎、小池百合子、与謝野馨、石破茂、石原伸晃である。

 「何かの力」とは「ここで自民党に対する国民(マスコミ)の注目度を上げて総選挙に臨みたいという思惑であり、具体的にお膳立てをしたのは森を中心とした派閥のボスたちだと思う。この間の談合を調べれば判るはずだ。

 ところが、昨日(9月11日)の新聞によると国会議員の過半数はすでに麻生への支持を決めている。だとすると、これからあとの総裁選は形ばかりの選挙選であり自民党への支持を高めるための宣伝行動に過ぎない。

 ブログを読んでいると、「麻生太郎に対して小池百合子が立候補して対決するならば面白い選挙戦になる」というものが多かった。小池は小泉内閣が推し進めた「改革」を支持していたので、改革派が一本にまとまり闘うならば麻生といい勝負になると言うものだ。おそらく、マスコミはこぞって小池を推すはずだ、とあった。だが、そうはならなかった。

 自民党は総裁選挙を終えて次の国会を召集して時を措かず解散総選挙という日程を考えている。それが一番有利になると判断しているからだ。新聞やテレビの報道でも一様にそういっている。本当にそうなるかはわからない。

 そんな記事を読みながら考えたのは、マスコミと政治のことだった。
 前回の参議選のあと、私は「マスコミは必ずしも現政権を応援するものではない」と書き、「より大きな力が政権を変えさせることもある」と書いた。安倍内閣がアメリカにとって必ずしも好ましいものでなくなったことをもって、彼らが安倍を退陣させるために動いたのではないかと思ったからである。

 


BACK NEXT 通信一覧