地元の役員     2009年5月11日

 昨年から地元の様々な役員を順巡りで引き受けることになった。
「交通安全協会理事」「組の環境責任者(副組長)」「共同墓地会計」「住民自治協議会部会副部会長」とたくさんある。

 交通安全協会(安協)の仕事は @、春・秋の交通安全旬間に交差点に立って安全指導をするのだが、トラブルに巻き込まれるのを避けるため、実際には制服を着てのぼり旗をたてて、30分ほど交差点に立っているだけである。A、地域の行事の時、制服を着て旗を持って自動車の誘導や歩行者を誘導する、等が主な仕事である。
 安協は大変お金を持っているらしい。最初、役員の方がうちを訪問されて制服を持参された。夏冬の上着、ズボン、長袖と半そでのシャツ、すその長いジャンパー、白いバンド、両肩からかけるたすき、帽子などがクリーニングされて大きな手提げの紙袋二つに入っていた。これを見て驚いたが、そういえば交差点に時々制服を着た人が経っていたことを思い出し、なるほど、今度は俺があれをやるのかと思い納得した。
 総会に出席したら参加者の机の上に紙包みが置いてある。これはお土産だった。これなどは私の知っているほかの組織ではやられていない。20年前は同じようなことをやっていたところがあった。
 役員の仕事はそれほどきついものではない。率直に言わせてもらうならば、当事者である育成会のお母さんがやっている「交通当番」がいるならばあえて交差点に立たなくともいいのではないだろうかと思うし、フェスティバルの役員が交通整理をしているのでこれもどうしてもやらねばならないとは思えない。

 組の仕事(環境係)はたくさんある。春は道路の側溝の掃除がある。ざるを支所から275個持ってきて班ごとに分けて班長さんに配布する。終わったらそれを返す。
 支所の倉庫にはたくさんのざるが積んであった。支所の職員とそれを出して車に積んできたが、1回では運びきれず3回運んだ。そのざるを16ある班別に数えて、うちの前に並べて、班長さんに取りに来てもらった。
 側溝掃除が終わってから、班長さんがざるを洗って返してもらうので、私より班長さんが大変である。終わってからの感想だが、班によって仕事の量が大きく違っていることに気がついた。市道に面した班はこの仕事がない。公園がある班は公園を清掃するので大きな袋が別に必要になる。もっていくざるの数もやらない班はゼロだし、多い班は60である。
 この仕事は大変である。また、仕事量にちがいはあるものの、自分達の家の周りの清掃なので、必要な仕事だと思う。そのためにそれぞれが力を出し合ってやるのだから、予算があるならこちらのほうにほしい。とは言うものの、今回は支所の皆さんがなかなか親切に対応してくれたことが印象に残った。ざるの出し入れや報告用紙の書き方など親切に教えてくれた。

 5月31日には「ゴミゼロ運動」があった。各班で集まりまわりのゴミを拾うのだが、うちの近くにはゴミはほとんどないので、集まってぐるっと回るだけというところも多い。これはあまり意味がない取り組みのようだ。

 副組長としての仕事は特にないが組長さんが勤めているので、平日の動員などが回ってくる。先日は組長さんからたのまれて、育成会が主催する「危険箇所周り」を行った。来月には組内の改修予定箇所の立会いをする。そのような仕事がいくつかある。

 共同墓地の会計は普段はあまり仕事がない。お盆にお墓の掃除をしてもらい、点検することと、管理費を集めることが仕事である。これは大した仕事ではないが、この地域には都会へ出て行って地元の住宅が空き家になっているお宅が何軒かあるので、その家から墓地管理費を集めるのが大変だ。ポストに通知を入れておくのだが、それを読んで管理費を持参してくれる家だけではない。なしのつぶての家には電話をかけようと思うのだが、誰も知らないうちがある。その場合はどうしようもない。

 墓地委員になっていくつか分かったことがある。@、無縁墓地がかなりある。委員が手を尽くして所有者を探すのだが、持ち主が分からない。そういう墓地の処理の仕方が大変難しいのである。勝手に壊すことは許されないのだが、石塔は既にぼろぼろにくずれており、見る影もないのだ。持ち主が分からないのだから、管理費は払われていない。また、仮に所有者が分かっても処理するにはかなりの費用がかかる。それを負担する人が居ないのだ。A、墓地がつくられた当時は墓地は碁盤状に配置され、縦横に通路があったのだが、ある時期、一部の人が墓地を改修して、通路まで含めた墓石を建ててしまった。当時は管理組合がはっきりしていなかったため、やり得になったようである。そのため、通路がなくなって自分の家の墓にスムーズにいけない家もあるようだ。B、墓の管理費は年間一軒あたり1000円を徴収しているが、墓の大きさが数倍ある家も数分の一の家も同じ1000円である。こんなことは委員にならないと中々分からないので、全く知らなかった。


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