中沢彰さんからの手紙   2011年3月30日

 どうしても連絡が取れなかった中沢彰さんから手紙が届いた。万歳!
 以前にも書いたように、宮古にお住まいの中沢彰さんから昨日手紙が届いた。まさか手紙がくるとは思っていなかっただけに、びっくりするやら嬉しいやらで、早速開いてみた。

 ひとミュージアム 田島隆様

 先日は会報をお送りいただきありがとうございます。早速お返事を書こうかと思っているときに大震災に襲われました。
 今居るところは河口から西へ3キロほど 駅にも近い所。すぐそばに川の支流が流れていますがそこが溢れたのです。幸いにも本棚の上の小物などが落ちたり、本棚の本が何冊か投げ出され、玄関がわずか冠水した程度ですんで一安心です。しかし街はさんたんたる有り様です。奥に行くにしたがって、水位も高くなっていました。駅から東へ1キロばかりの市役所は2階まで冠水したといいます。その先にある電話局や東北電力はかなりの被害。それから奥に行けばいくほどひどいとしか言えない状態です。
 閉伊川にかかる鉄橋も落ちました。残骸は100メートルばかり下流の水道橋の橋桁にまで流れていました。水没した車もあって河原には仰向けになった舟がいくつもあります。レールも下流方向に折れ曲がっています。線路沿いの民家もなだれ込んだ車で壊れています。不思議にもその反対側はどこも壊れてはいないのです。水が流れた跡はありますが。
 あれから2週間過ぎましたが、すでに幹線通りの両側こそゴミの山がつづいていますが、まだ手がつけられていないところもまだまだあります。商店街まで流れ込んだ船もあれば 撤去されていない車のあります。
 不便はありますが未だに避難所暮らしの人たちからすれば良いのかもしれません。灯油も乏しくなったので厚着をして耐えています。お米も1かげつぶんくらいはありまず。スーパーもすぐそばにありますので助かっています。品揃えは多いとはいえませんが。電気・水道は13日の午後に復旧、電話はその数日後に。ただ県内には通じません。県外はどうかわかりませんが。

 まあどうにかげんきでいますのでご安心のほど。
(中略)
 明日26日は雪が降るという天気予報、気温も4度どか。あれこれ書きましたが、まずはお元気で。
                                        中沢 彰

中沢さんは予想したより少ない被害だったようなので一安心した。

BACK NEXT 通信一覧