新しい動きがかすかに見えてきた     2011年5月1日

 インターネットで原発事故関連の記事や動画を見ているうちに、今まで見えなかった動きというか、方向があることに気がついた。或いは原発事故を経ることによって新しく生まれてきた動きなのかもしれない。

 この頃インターネットに登場する小出裕章さんは先日「私たちのグループは(反原発)60年安保世代と70年安保世代にかぎられている。その後の加入者はいない」と話していた。この現象はなにも反原発学者だけにかぎらず、革新政党、大衆組織全体に言えることで、現状は全てがじり貧状態になっている。

 そういう思いでいたのだが、今回の原発事故関係の映像(ブログ)を見ていると、新しい動きがいくつか見えてきた。あるいは私が今まで知らなかっただけかもしれないが、今迄とは違った人が登場し始めたような気がする。また、今迄とは考え方を変化させた人が出てきたように思う。

 私の見た限りでは、反原発グループの小出裕章・今中哲二(原子力学者)、田中三彦・後藤政志(技術者)、石橋克彦(地震学者)、広瀬隆(文筆業)、広河隆一・森住卓(カメラマン)、鎌仲ひとみ(映画監督)、上杉隆・青木理・岩上安身・神保哲生・田中優・日隈一雄(ジャーナリスト)、宮台真司(社会学者)がさかんに発言していた。また、佐藤栄佐久(前福島県知事)や河野太郎(自民党議員)などは一匹狼的に政治の世界で発言している。

 これらの人は元々反体制の人であり、旗色鮮明であったので、私が知らなかっただけかも知れない。しかし、今回ソフトバンクの孫正義が反原発を明言し、上記の人たちとの連携を明らかにしたことは注目される。

 共産党の「原子力平和利用」路線から「反原子力路線」への変化や小沢一郎の「反原子力」への変化?もある。

 原子力関係ではこんな所だが、いくつかの選挙結果を見て想うことがある。それは小泉首相の時から明らかだった「個人主導」の政治が力を持ち始めたことだ。長野県でいえば田中知事誕生が象徴的だった。この流れは東京の石原知事、宮崎の東国原知事、大阪の橋本知事、名古屋の河村たかし知事らが出てきたことにもみられる。彼等は政策というより個性をアピールして現れた。有権者の耳さわりのよいワンフレーズアピールをしているのが特徴だ。中味は「改革」、「効率」をアッピールした「独裁」の強化だ。

 だが、これとは別に、今回の地方議員選挙で藤岡が共産党で当選したことがある。
 


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