投票条例についての意見広告    2011年7月26日

 長野市庁舎・市民会館建て替えを問う「住民投票条例」制定を「求める会」(市役所第一庁舎・長野市民会館の建て替えの是非を問う住民投票条例の制定を求める会)は7月14日に市に条例案を提出するよう直接請求した。有効署名数は22843人分で、有権者の7,3%、直接請求必要数の3,7倍だった。
 この数は当初の私の予想よりかなり多かった。多くなるということは署名活動を始めたらすぐわかった。以前にも書いたように、軒並み歩いて回ったら五軒に四軒の割合で署名をしてくれた。生年月日を書き、印鑑を押すという厄介な手続きが必要になる署名なので、半数以上断られるのではないかと予想していたのだが、全然違った。三分の一は知っている人だったが、三分の二は全く見ず知らずの人である。だから署名数はしり上がりに増えた。おそらく全体が同様の状態だったのではないだろうか。
 署名提出後の様子が7月23日の「長野市民新聞」に掲載された。それによると「市会会派賛否まだら」とある。その内訳は下記の通り

会派 市民会館 第一庁舎 住民投票条例
新友会(20) 建て替え賛成 建て替え賛成 反対
共産党(6) 耐震診断をしてから考える 直ちに耐震補強すべき 賛成
公明党(5) 本意の確かめが必要 建て替え賛成 意見を聞いてから決める
政信(4) 再検討必要 建て替え賛成 修正も含め考える
市民ネッ(2) 建て替え先送り 建て替え賛成 修正して賛成
丸山 時間をかけて議論すべき 耐震で早く 賛成
池田 再検討 建て替え賛成 議論を聞いて決める
 市川 検討中  建て替え賛成  議論を聞いて決める 

  はっきりしない点もあるが、新友会は投票条例に反対、共産党と丸山議員と市民ネットが賛成で、残りは迷っている。迷っている中味は市民会館と市庁舎を切り離して考えろ、というものである。おそらく投票の中味を「市民会館」と「市庁舎」に分離して投票するというものだろう。これが最近の議会情報であるが、市長は最初から住民投票条例に反対している。その理由は議会制民主主義が二元化してしまうということである。だが、これは全くおかしい議論であるので意見広告を出そうと考えた。以下その内容を書いてみる。


住民投票条例と議会制民主主義

1、長野市長選挙に際し鷲沢候補は「市庁舎・市民会館建て替え」をわざわざ公約から外し「白紙にする」と明言しました。公約(市民への約束)から外した事業を実施するのですから、その可否を市民に聞くのは当然です。

2、住民投票は議会制民主主義にそぐわないかのような意見がありますが、選挙の際に都合の悪い項目を公約から外し、当選したら実施するというのは選挙民を欺く行為のように思います。こういうことが行われると公約に対する選挙民の信頼が失われ、議会制民主主義が危なくなるのではないでしょうか。

3、住民投票条例は法律に定められた市民の権利です。「市役所第一庁舎・長野市民会館の是非を問う住民投票条例」は「市庁舎・市民会館建て替えを止めろ」と言っているのではなく、「建て替えの是非は市民の意見を聞いてから決めて下さい」と言っているのです。

呼びかけ人  ○○  ○○  ○○
賛同者    ○○  ○○  ○○  他○○人


 一人で出そうかとも思ったが、それでは運動にならないので別の方法を考えろといわれ、賛同者を募って連名で出すことにした。

 呼び掛け文を作り以前やった署名者と退職教職員の皆さんに送り協力を求めた。既に数名から賛同署名とカンパが送られてきたが、もっと数を増やしたいので賛同される方はお知らせ願いたい。


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