マレーシア訪問記   2005年2月20日

 2月11日から15日の間、マレーシアを訪問した。
 娘がクアラルンプールで日本人学校の教師をしているので、その任期中に訪問しておきたかった。この旅行にはお笑いにもならない失敗があるが、それはここでは書かない。
 
 旅行で驚いたのは飛行機の運賃である。割安運賃と正規の運賃ではあまりに違いすぎる。
因みに成田ークアラルンプール間の片道運賃は174,200円+消費税(日本航空)だそうだ。ところが割安運賃だと往復66,000円弱(消費税・保険料・空港使用料すべて込)である。あまりの違いに改めて驚いた。

 飛行機に乗るのは嫌いではないが7時間半も乗るといささか疲れる。外国旅行はほとんどしたことがないので空港では右往左往して出口にたどり着いたら娘が迎えに出ていた。彼女の運転する車で住宅に向かった。娘はコンドミニアム(高層住宅に売店やプール、軽食堂などが付属している)に住んでいるが、この住宅は学校が安全面などを考慮して世話してくれているとの事であった。

 おや、と思ったのは床が白いタイル張りになっていることだった。タイルの上を靴で歩いているのかと思ったら、靴は脱いではだしで動き回っている。私もはだしになってみたが、ひんやりした感触は心地よかった。靴はドアの付近に並べておいてあるだけだが、なんとなく落ち着かない。なるほど、外国の家には日本のような玄関がないがこれは靴を履いたまま上がるからなのだということを改めて発見した。

 旅行と言っても私はマレーシア旅行をする気は初めからなかったし観光にも興味はなかった。
娘の生活を見たり、学校を見れば目的は達成するのだ。

 コンドミニアムは23階建の棟が3つあり7〜8階建ての建物が十数棟と3〜4階の建物が十数軒ある(下の写真)。娘は23階のビルの11階に住んでいる。住宅の管理は極めて厳しくて、入り口には門があり2人ほどガードマンが車を確認してバーを開閉している。棟の入り口はカードを入れてチェックするので、カードなしには入れない。部屋の扉は二重になっていて外は鉄の格子戸があり、ドアの鍵はシリンダー鍵と普通の鍵がかかっている。これを見て、安全面にはかなり気を使っていることがわかった。
 同じフロアーには8世帯が入っているが、上層はもっと少なくなり、最上階は2世帯になっているということだ。そこには大金持ちが住んでいる。
 車は地下3階の駐車場に入れている。

           コンドミニアム                        この建物一帯がコンドミニアム

 このような建物がクアラルンプールの郊外に沢山建てられていた。マレーシアの特徴かもしれないが、ビルの屋上には橙色をした瓦屋根がついており平らな屋上はほとんど見られなかった。どの棟も最上階には大富豪が住んでいるということであるが、真偽のほどは娘にも良くわからない。

 2月9日からは中国のお正月だというので学校は休みになっていた。マレーシアには中国系住民が30%も住んでいるので、中国歴の正月は学校が休みになるのだそうだ。そのために、私たちが訪問できたのだが、休み中は中国系のお店はシャッターを閉めてしまうので開いているかわからないという。

 お正月には獅子舞があるという。学校の同僚の住んでいる別のコンドミニアムに獅子舞がやってくるというので見学にいった。10時過ぎに赤いトラックで若者十名程が獅子を被ってやってきた。玄関前には建物の中から20〜30人の見物人が出てきて見ている。子どもは前に進み喜んでいる。獅子は建物の中に入りそこで短く舞い、次に玄関の広場で舞った。天井につるされた宝を若者が支えるはしごに登り取るのがクライマックスである。気温30度近い中で若者たちは汗びっしょりになりながら踊り、登り、座りして頑張っていた。
 素朴というよりはかなり営業的ではあったが、その営業はかなり生活と一体化したものに思えた。お祭りのプロではなくて、青年団がオカネのあるところを回って舞を見せるというのは昔も今もやっていることである。その姿を見ることが出来たのは幸せであった。


 翌日は中心街へ行ったところ、幸いほとんどの店は開いていた。お土産屋を見たり市場を見学した。市場の食べ物を食べたかったので野天のテーブル座って食べたがなかなかおいしくて大満足だった。値段は150円ぐらいだそうだ。
 東京なら新宿あたりになるのだろうか賑やかな通りに大きなマーケットのような建物があった。中は1フロアーぶち抜きに数千店舗が入っている巨大マーケットで端から端まで歩くと千メートルもある。中央には舞台があり中国の曲芸をやっていた。


 お土産屋は2種類あって大きな建物に軒を並べてぎっしり入っているところと、ワンフロアーを占領して一軒で営業しているところがある。軒を並べているほうは「負けろ」というとどんどん下げて30%引きぐらいにするが、ワンフロアー一軒のほうは負けない。客も違っていてこちらは白人がほとんどだ。

 私は両方で少しずつ買い物をした。影絵の人形は30%引きの店で、布地はワンフロアーの店で買った。こちらも値引きするか確かめたかったので娘に「聞いてみてくれ」と言ったが、通訳を拒否された。

 13日は学校に連れて行ってもらった。クアラルンプールの郊外にあり広い敷地に建っていた。

 
 

 

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