長野県知事選挙を推理する     5月15日

 5月1日メーデー会場で長野市長の鷲沢正一氏は県知事選候補者に松本市長の菅谷昭氏を考えていると言う爆弾発言をしました。マスコミはこれを大きく報道しましたが、松本市長は知事選不出馬を改めて表明しました。

 信濃毎日新聞を開いてみると知事選の候補者問題の載っていない日はありません。現在反田中陣営で候補として名前が挙がっているのは

・ 小林照幸氏(ノンフィクション作家)、経営コンサルタント木村晴雄氏推薦
・ 篠原孝氏(民主党国会議員),「輝く明日の長野県を考える会」近藤光代氏推薦
・ 羽田雄一郎氏(民主党国会議員)、
・ 務台俊介氏(総務省調整課長)、弁護士永田恒治氏推薦
・ 橋本要人氏(日銀仙台支店長)、
・ 若林健太氏(税理士)等々です。信州夢フォーラム推薦

 このような中で鷲沢正一氏があえて菅谷昭氏の名前を挙げた理由を考えてみましょう。彼の中には、このままで選挙に突入したのでは勝てないと言う思いと同時に、いや、それ以上に「俺が出よう」という思いがあるのではないかと推理しました。「勝てる候補擁立のために俺はこれだけ手を尽くしたがうまくいかなかった。万やむを得ず俺が出ることにする」とでも発表しようと考えているのではないでしょうか。

 鷲沢氏の言動を見ていると、当初より反田中の姿勢は明確でした。
 まずはダム問題です。鷲沢氏は何が何でも浅川ダムを作ろうという姿勢がはっきりしています。これ以外の道はすべて拒否というスタンスで一貫しています。地すべり地帯の真ん中にダムを作ることを主張し、不確定要素が多い基本高水にあくまでもこだわっています。最近浅川でおきた水害の原因を調べると堤防が低くて水があふれたのではなくて、千曲川の水面が浅川より高くなり、千曲川へ排水できなくなり逆流を防ぐため水門を閉めてしまうからであることがわかっています。だが、それを無視し、県の説明を聞こうとしないなど、かたくなな態度を取っています。
 住民票の移動問題でも反田中を明確にし、訴訟を起こしました。
 30人学級の実施についても他の市町村が実施するなかで、最後に実施を決めたのが長野市でした。
 多くの市町村長が田中県政に「是々非々」で望んでいるに対し、長野市は「非々非々」の態度を取っています。

 このように見てくると、鷲沢氏の中にはきわめて強い田中憎しの感情があり、知事選に執念を持っていることがわかります。そこで推理ですが、鷲沢長野市長は最終的には自分が出ようと考えているのではないでしょうか。今まで行ってきたパフォーマンスは自分が出るための地固めだったのではないでしょうか。私にはそのように思えるのですが果たしてどうなるか・・・・?


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